本記事では、「インプットの質を高める方法」について解説していきます。
読書しているけど全く頭に残らない…
YouTubeを見て情報収集しているけど内容が思い出せない…
本記事を最後まで読めば、このような悩みを解消できるはずです。
人間はすぐに忘れてしまう生き物
突然ですが、この1週間にネットで見たニュースや読んだ本、視聴したYouTube動画をできるかぎりたくさん書いてください。
さて、何個思い出すことができましたか?
全然思い出せなーーーーーーーい!!!!
っていう方は、インプットの質がダメダメちゃんです。。
僕たちはスマホやパソコンを使い、ネットから毎日多くの情報を得ています。
1日30分で20個の情報を見ているとすれば、1週間でなんと140個もの情報に触れていることになります。
しかし、そのうち記憶に残っているのは、たったの4個、、、
とある調査結果によると、情報吸収率の平均は、わずか3%だといわれています。
暇さえあれば、すぐにスマホを開き、最新情報をチェックするという人も多いとおもいますが、たった1週間で97%もの情報を忘れてしまうのです。
世の中の多くの人は、間違ったインプット方法をしていて、その結果、ほとんどを忘れてしまっているということです。
それでは、インプットの質を高めるためには、どのようにすればいいのでしょうか。
それは、「アウトプット前提にインプットする」ということです。
アウトプット前提にインプットする
たとえば、あなたが海外出張でニューヨークへ視察に行くことになったとします。
もし上司にこう言われたらどうでしょうか?
「帰ってきたら、全社員300人の前で視察報告をしてください」
こうなれば、プレゼンで使うための写真を撮り、関係者のインタビューもしっかり行い、メモも取りますよね?
報告会を前提にするからこそ、圧倒的に細かいところまで意識的に残そうとするし、実際に記憶に残るのです。
なぜ、「アウトプットを前提」すると、記憶に残りやすくなるのでしょうか。
それは、心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるからです。
ノルアドレナリンが分泌されると、集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まります。
アウトプット前提にするだけで、圧倒的に記憶に残りやすくなるのです、
インプット+アウトプット=真のアウトプット
インプットとは、情報を頭に入れて終わりではありません。
インプットした情報をもとに、自分なりの言葉で誰かに伝えられるまで自分の中に落とし込んで初めて、「真のインプット」が完了したといえます。
アウトプット方法はいろいろあります。
メモアプリに残すでも良し、ブログの記事にするも良し、人に話す良し、とにかく自分の言葉で発信しましょう。
真のインプットが完了したら、実際にアクションを起こしていく。
これが「真のアウトプット」です。
まとめ
インプットとは、ただ「ボーッ」と見たり、読んだりしているだけではダメです。
「何かを発見しよう」「これをどう伝えよう」と意識し、注意力、集中力を高めるた状態で、情報に触れることが大切です。
アウトプット前提にインプットすることを心がけるだけで、インプット量は100倍にもなると言われています。
せっかく時間をかけて、読書したり、YouTubeを観たりするわけですから、できるだけ多くの情報を吸収したいですよね。
今日から、インプットするときは「アウトプット前提に」を心がけていきましょう。