
副業でネットワークビジネスってどうなの?
このような質問に答えます。
結論、「ビジネスとしてやるのはやめておけ!」というのが率直な意見です。
ただ、経験にフォーカスことで得られるものは大きいと思っています。
実際に僕自身、当時の経験が今に生きている部分も多くありますからね。
この記事の読者には、副業を始めたばかりの人たちもいるかもしれません。
僕の周りにも、ネットワークビジネス経験者はたくさんいます。
副業の世界に入ると、必ず言っていいほどネットワークビジネスに出会います。
ネットワークビジネスをやろうか迷っている方は、ぜひ今回の記事を参考に考えてみてください。
もくじ
ネットワークビジネス といっても種類はたくさんある
一概にネットワークビジネスといっても、「物販系」や「金融系」などたくさんの種類があります。
その中でも、僕がやっていたのは「物販系」です。
有名どころは下記です。
- Amway
- ニュースキン
- フォーデイズ
- ジャパンライフ etc...
物販系では「Amway」が最大手です。
僕はAmwayのディストリビューターとして半年ほど活動していました。
毎月お小遣い程度の収入を得ることができましたが、現在は全く活動していません。
ネットワークはオススメしない

ネットワークビジネスは、オススメしません。
理由は、下記です。
- 商品の単価が低すぎる
- コストがかかりすぎる
- 社会的信用を失う
順番に説明していきます。
商品の単価が低すぎる
商品の単価が低すぎて、費用対効果が非常に悪いです。
たとえば、Amwayでは、PV(ポイントバリュー)で収入が決まります。
月に何PV集められたかを集計して、下記のパーセンテージに応じた収益が得られます。
- 150万PV ・・・21%
- 100万PV ・・・18%
- 60万PV ・・・15%
- 36万PV ・・・12%
- 18万PV ・・・ 9%
- 9万PV ・・・ 6%
- 3万PV ・・・ 3%
つまり、100万PVで約18万円、150万PVで約31万円の収入になります。
1PV=約1.4円ですから、100万PVを達成しようとすると月に140万円の売上を出さなければなりません(厳密には、ボーナスなどがあるので計算がもっと複雑です)。
Amwayの主力製品は、サプリや化粧品などの日用品です。
1商品あたり数千円程度なので、月に100万PVを安定的にあげるということが、どれだけ難しいことかわかると思います。
ランニングコストがかかりすぎる
とにかく出費が多すぎます。
具体的には、下記です。
- まずは自分で製品を使ってみる代
- イベント代・セミナー代
- 人と会うためのカフェ代・交通費
- 稼いでるように魅せるための身だしなみ代
ネットワークビジネスは、個人代理店みたいなものです。
製品の良さを語れないと論外なので、新製品が出るたびに自分で試してみる必要があります。
その他にも、セミナー代やカフェ代などランニングコストがかなりかかります。
面白いのが「稼いでいるように魅せる代」です。
稼いでいるように魅せるため、高価な服や時計などに出費している人もいます。
なので、見た目に騙されないように気を付けてくださいね(笑)
社会的信用を失う
なんだかんだ言って、ネットワークビジネスは世間的にイメージが悪すぎますね。
「ねずみ講」「宗教チック」みたいなイメージが根強く残っています。
仮にネットワークビジネスで成功しても、そのコミュニティ内ではスター的存在かもしれないけど、社会的信用は得られない可能性が高いです。
補足:Amwayは超良い会社
世間のイメージは良くないかもしれませんが、Amwayは東北復興支援や環境保護活動など、社会貢献活動を積極的に展開しています。
それなのに、悪いイメージが先行してしまいます。
こういったことが、ディストリビューター個人にも起こりうるのです。
ネットワークビジネスの経験は今に生きている
ネットワークビジネスは基本的にオススメしませんが、貴重な経験を得られたことは事実です。
Amwayでの経験は、今の副業ライフに活きています。
具体的には、下記です。
- 無駄な人付き合いがなくなった
- 相手が求めていることを考えるようになった
順番に解説していきます。
無駄な人付き合いがなくなった
ネットワークの経験をとおして、人間関係の整理ができました。
なぜなら、勧誘活動を通じて、離れていく友達もいれば、今も仲良くしてくれる友達もいるからです。
離れていく友達は、結局それまでの関係です。
本当に関係性の深い友達であれば、必ず残ってくれます。
相手が求めていることを考えるようになった
ネットワークビジネスの勧誘活動を通して、相手が求めていることを考えるようになりました。
ネットワークビジネスの勧誘において、きっかけ作りがとても重要だからです。
たとえば、海外旅行が好きな人であれば、ネットワークビジネスで海外旅行にたくさん行けるという未来をイメージさせることで、ネットワークをやってみようというきっかけになりますよね。
この考え方は、Twitterのターゲット選定やブログの記事構成、本業の営業などにも活かすことができています。
経験は人生のコンテンツになる

基本的にネットワークビジネスで生きていくことはオススメしません。
ただ、ネットワークビジネスをやったことで得られる経験や学びが身の肥やしになることは間違いありません。
利益を求めることも大切ですが、経験を積み上げて人生をコンテンツ化し、自分の付加価値を高めることにフォーカスすることも大切です。
そういう目的でネットワークビジネスをやってみるというのは、アリなのかなと思います。